【2020年最新】コロワイド(7616)株価分析【割高だけど株主優待が魅力】
【2020年最新】コロワイド(7616)株価分析【割高だけど株主優待が魅力】
こんばんは!こもりだです(・∀・)
温野菜に月1で行っちゃうくらいコロワイドのブランド大好きな私が、コロワイドについて調査してみました。これを読むだけで、コロワイドの購入にあたって必要な情報をざっくりと集めることができます。
■ コロワイド株価まとめ
- PERが100超えと、かなり割高株。
- 短期的な資金繰りに問題がないかを示す流動比率が62%と低い。万が一のことがあった際には資金が回らなくなる可能性。
- それでも魅力的な株主優待(10,000円の優待ポイントが年4回もらえる)
コロワイド(7616)株価情報
株価、事業内容、株価推移など、色々な切り口からコロワイドを調査しました。
コロワイドの株価
- 株価:2,193
- PER:101.3倍
- PBR:6.1倍
- 配当金:5円(2019年実績)
- 配当利回り:0.23%
(2020年2月21日のデータ)
サービス事業の平均PERが「50.6」程度なのを考えると、コロワイドはかなり割高状態です。1年前は300超えしていたので、それと比較すれば落ち着いてはきていますが。。。サービス業自体は、他の業態と比較してもPERが高めなのですが、コロワイドは平均の約2倍ほどになっています。
配当利回りは0.2%なので、配当金はほぼありません。その分、株主優待がとても豪華なので、購入される方はほとんどが株主優待狙いかと考えられます。
500株購入していれば、なんと優待ポイント10,000円が年4回もらえます。(1ポイント=1円)
参照:https://www.colowide.co.jp/ir/stock_info/stockholder/
コロワイドから2020年の配当金に関して発表されていませんが、おそらく例年どおり「5円」だと予想されます。
コロワイドの事業内容
参照:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7616/ir_material_for_fiscal_ym1/67634/00.pdf
居酒屋からカラオケまで幅広く飲食事業として9業態をもっています。
グループ体制としては
- 株式会社アトム
- 株式会社コロワイドHD
- 株式会社レインズインターナショナル
- カッパ・クリエイト株式会社
のような子会社があり、22もの子会社を抱えています。
事業セグメント
参照:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7616/ir_material_for_fiscal_ym/73018/00.pdf
- 居酒屋業態:21.4%
- レストラン業態:78.6%
居酒屋業態とその他レストラン業態と大きく括られていますが、その中でも居酒屋業態が21.4%と、大きく割合を占めています。
コロワイド株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
10年チャート、1年チャート両方とも長期的に順調に上昇トレンドにのっているのがわかります。短期的にみても、1年チャートでは13週平均線が26週平均線を超えて上昇トレンドに入っています。
経常利益の推移
参照:https://info.finance.yahoo.co.jp/analystreport/detail/?code=7616.T
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2017年 2,212 億円
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2018年 2,767 億円
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2019年 2,716 億円
経常利益については上下を繰り返しており、現状あまり安定していません。2016年は過去最高を達成していましたが、そこから順調な上昇はみられず。
コロワイドの財務状況
流動比率が62%なのはかなり危険ですね。
流動比率とは短期的な資金繰りの問題を発見するのに使える指標で、以下のような定義になっています。
流動比率は、1年以内に現金化できる資産が、1年以内に返済すべき負債をどれだけ上回っているかを表す指標です。 流動比率を見れば、会社の短期的な支払能力(短期安全性)が分かります
引用:https://freeway-keiri.com/blog/view/245
「流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債 × 100」で計算することができ、会社規模にもよりますが120%あれば安心。100%を下回ると危険と判断することができます。
コロワイドは62%なのでいざという時の資金繰りが心配ですね。。
コロワイド配当金の推移
コロワイドの配当性向は「0.2%」と低水準。
- 2017年:5 円
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2018年:5 円
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2019年:5 円
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2020年:5 円(個人的予想)
まとめ【2020年最新】コロワイド(7616)株価分析
- PERが100超えと、かなり割高株。
- 短期的な資金繰りに問題がないかを示す流動比率が60%と低い。万が一のことがあった際には資金が回らなくなる可能性。
- それでも魅力的な株主優待(10,000円の優待ポイントが年4回もらえる)
割高株で、かつ財務状況も少し心配ではありますが、それでも株主優待が魅力的なコロワイド。「そんなにコロワイド系列の店いかないなぁ」という方にとっては、無理して購入しなくても良い銘柄。逆に、コロワイド系列の店舗でよく食事をする方なら超魅力的な優待なので、購入がおすすめです。(株主優待の最低株数は500株から。)
コロワイド株を購入するなら、DMM株が1番手数料を安く抑えて購入ができます。こちらの記事も合わせてご覧ください。
それでは!